南三陸町

南三陸少年少女自然調査隊活動報告-6/12

南陸少年少女自然調査隊の活動報告や最新情報を随時掲載しています。
2023年度
3月
24日:こどもエコクラブ全国フェスティバル2024
12月の活動で製作した壁新聞が、こどもエコクラブの全国エコ活コンクール:壁新聞部門で見事、宮城県代表に選ばれ、さらに、特別賞の「タカラトミー賞」を受賞しました。そして、東京で開催された「こどもエコクラブ全国フェスティバル」に参加し、南三陸町の魅力をみんなで発信してきました !
[画像][画像]
[画像]

2月
10日:海苔作り体験
坂本海岸に行き、岩海苔採集と海苔作りを体験し、身近にある自然の豊かさ、大切さを学びました。
海苔作りの材料となる岩海苔を坂本海岸へ行き、採集してきました。波が少しありましたが、隊員たちはたくさんの海苔を取ることができ満足気でした。岩に付いている海苔を「美味しい」と言って食べていた隊員もいました。
 採集後、自然環境活用センターに戻り、海苔作りをしました。今回は、戸倉漁協女性部の方々に作り方を教えていただきながら作りました。みんな初めての海苔作りを楽しんでいました。
 昼食は、戸倉漁協女性部のみなさんに作って頂いた豚汁を食べました。みんな美味しいと言って、たくさんおかわりをして食べていました。
[画像][画像]
[画像][画像]

1月
20日:環境DNA調査結果共有イベント(脇野沢小学校、コウノトリKIDSクラブとのリモート交流会)
環境DNA手法とは、海水中に漂うさまざまな生きもののDNAを採取することで、その環境に生息する生きものの種類を調べる新しい科学技術です。今回のプログラム では、9月に行った隊員各自による環境DNAの事前サンプリングの結果から志津川湾の環境について深く学ぶとともに、むつ市の脇野沢小学校と兵庫県豊岡市コウノトリKIDSクラブの子ども達とオンラインで繋ぎ、各々の調査結果を共有・交流しました。
前半のパートでは、DNA調査結果の一覧表を手に、活用センターの標本と見比べて、出てきた魚がどんな形をしているのか調べました。また、後半に脇野沢小学校・コウノトリKIDSクラブとのリモート交流で発表する魚について、標本や図鑑を使って調査表をつくりました。後半のパートでは、青森県むつ市の脇野沢小学校と、兵庫県豊岡市コウノトリKIDSクラブとのリモート交流を行いました。それぞれの観測地点で、どんな生きもののDNAが採れたか、地域ごとにどんな違いがあるかを見比べました。
むつ市と豊岡市と南三陸町で見つかった環境DNAの数は合計253種類。そのうち、南三陸町の海と同じ種類の魚のDNAが見つかったのは、むつ市は31種類で、豊岡市は25種類でした。全地点の共通種は、34種でした。
[画像][画像]
[画像]

12月
9-10日:壁新聞作りワークショップ
南三陸少年少女自然調査隊による、1年間の活動についてまとめた壁新聞を作成しました。なお、完成した作品は、こどもエコクラブ主催「全国エコ活コンクール:壁新聞部門」に応募しました。
今回も、中学生がアイディアを出し合い、今までとは違った素晴らしい壁新聞を作成しました。「おらほの輝く環境だより!」というタイトルで、カラフルな壁新聞が出来上がりました。みんな1年間の活動を振り返りながら、一生懸命に壁新聞作りに取り組んでいました。
[画像][画像]
[画像][画像]

11月
19日:「志津川湾」ラムサール条約登録5周年記念シンポジウム
「志津川湾」ラムサール条約登録5周年記念シンポジウムで、南三陸の自然の魅力やこれまでの調査隊の活動について発表しました。
シンポジウムという大きな舞台で南三陸の自然の魅力やこれまでの活動について発表しました。みんな緊張していたようですが、堂々と発表していました。
 また、シンポジウムでミュージカル公演をして頂いた「劇団シンデレラ」の一人一人と名刺やプレゼント交換をして、交流を深めました。
[画像][画像]
[画像][画像]

10月
14日:化石調査
南三陸町歌津地区は、世界最古の化石「魚竜」が見つかっている希少な地域です。また、アンモナイトを中心に草や魚等のレアな化石が発掘される場所でもあります。どんな化石があるのかを、子ども達自身の手で調査し学びました。
はじめは、見つけられなかった隊員たちも次々に化石らしきものを見つけては、講師の永廣先生に聞きに行き、本物だと分かるとみんな喜んでいました。午後は、アンモナイトの型に石膏を流し込みレプリカ作りをしました。永廣先生にたくさんの型を持ってきていただき、みんないろんな形のアンモナイトを作りました。
[画像] [画像]
[画像][画像]

8月
26日:スノーケリング海中観察&海藻おしばづくりwithおおさき生きものクラブ
ラムサール条約湿地に登録された志津川湾で、実際に海藻の森や海草の草原など、貴重な藻場生態系に直に触れることで、身近にある自然環境の豊かさ、大切さを学びました。
今回は、ラムサール条約湿地で交流のあるおおさき生きものクラブの子供たちと一緒に活動しました。今年度入った隊員やおおさき生きものクラブの子供たちは、今回初めてスノーケリングを体験する子達だったので、慣れないウェットスーツの脱着やスノーケルの扱い等で少々苦戦しているようでした。けれど、講師の先生方の教えに耳を傾けながら実践していくうちに、段々と慣れていく様子も見受けられました。器材一式を身につけ、消波ブロックまで泳ぎ、初めて見る藻場やそこに住んでいる生きものを見つける度、水面から顔を上げて歓声を上げる姿が実に楽しそうでした。午後からは、アマモの種取りと海藻おしばづくりをしました。
[画像][画像]
[画像][画像]

7月
23日:八幡川の生きもの調査
南三陸高校自然科学部のみなさんと合同で、八幡川に生息する生きものを採取・観察し、その結果を通じて、生きものの多様さと地域の自然環境の大切さを学びました。
今回は、これまでの調査では最も上流の小森ふ化場前で、高校生の先輩と一緒に虫や魚を採りました。また、将太博士のレクチャーにより、環境DNA調査用の川水の採取も行いました。午後には、自然環境活用センターの実験室で、採取した川水から環境DNAをろ過する作業と、採ってきた生きものの種同定作業(種類別に分けた生きものの名前を調べて数を数える)も行いました。
[画像][画像]
[画像][画像]

6月
18日:海の生きもの釣り調査
地元の海にどんな魚が暮らしているかを、子ども達自身の手で調査するため、釣りによる魚の採取と観察を行いました。
例年は秋に釣り調査をしていましたが、今年は夏に調査をすることになりました。隊員たちは、やってみたいと思っていた釣りをすることができ、みんな喜んでいました。
【今回釣れた魚等】
 サバ、マコガレイ、アサヒアナハゼ、クサフグ、セトヌメリ、メカブ(ワカメ)
[画像][画像]
[画像][画像]

5月
13日:オリエンテーション・干潟調査
令和5年度南三陸少年少女自然調査隊 隊員の自己紹介や年間プログラムの確認などを行いました。また、折立海岸に生息する生きものに触れ、身近にある自然や生きものに親しみました。
今年度の新メンバーは17名と多くの隊員たちが集まりました。昨年度から継続の隊員のほかに、新しい隊員が6名入ってきてくれました。
1回目の活動は14名の隊員が参加し、オリエンテーションでは、自己紹介や調査隊についての説明、ゲームなどをしてコミュニケーションを深めました。今年度、みんながやってみたい活動は、釣り調査が最も多く、続いて干潟調査、スノーケリングなどがあげられました。干潟調査では、隊員たちは一生懸命に生きものを探していました。
[画像][画像]
[画像][画像]


2022年度
2月
25日:海藻おしばづくり
坂本海岸に行って、海藻を採取し、海藻おしばを作りました。また、地球温暖化と海藻の関係やブルーカーボンについても学びました。
坂本海岸へ行き、海藻おしばの材料となる打ち上げ海藻を採取してきました。雪が降っていて、寒かったですが、いろいろな海藻が流れ着いていたので、隊員たちは一生懸命に拾い集めていました。
活用センターに戻ってからは、地球温暖化と海藻の関係やブルーカーボンについてのお話を聞きました。少し難しい話かなと思いましたが、みんな興味を持って真剣に話を聞いていました。
最後に、みんなで拾ってきた海藻で海藻おしばづくりをしました。それぞれ個性あふれる作品ができあがりました。
[画像][画像]
[画像][画像]
1月
21日:環境DNA調査結果共有イベント(脇野沢小学校、コウノトリKIDSクラブとのリモート交流会)
環境DNA手法とは、海水中に漂うさまざまな生きもののDNAを採取することで、その環境に生息する生きものの種類を調べる新しい科学技術です。今回のプログラムでは、9月に行った隊員各自による環境DNAの事前サンプリングの結果から志津川湾の環境について深く学ぶとともに、むつ市の脇野沢小学校と兵庫県豊岡市コウノトリKIDSクラブの子ども達とオンラインで繋ぎ、各々の調査結果を共有・交流しました。
前半のパートでは、DNA調査結果の一覧表を手に、活用センターの標本と見比べて、出てきた魚がどんな形をしているのか調べました。また、後半に脇野沢小学校・コウノトリKIDSクラブとのリモート交流で発表する魚について、標本や図鑑を使って調査表をつくりました。後半のパートでは、青森県むつ市の脇野沢小学校と、兵庫県豊岡市コウノトリKIDSクラブとのリモート交流を行いました。それぞれの観測地点で、どんな生きもののDNAが採れたか、地域ごとにどんな違いがあるかを見比べました。
むつ市と豊岡市と南三陸町で見つかった環境DNAの数は合計178種類。そのうち、南三陸町の海と同じ種類の魚のDNAが見つかったのは、むつ市は36種類で、豊岡市は28種類でした。全地点の共通種は、17種でした。
[画像]
[画像][画像]
12月
17-18日
南三陸少年少女自然調査隊による、1年間の活動についてまとめた壁新聞を作成しました。完成した作品は、こどもエコクラブ主催「全国エコ活コンクール:壁新聞部門」に応募しました。
今回も、中学生がアイディアを出し合い、今までとは違った素晴らしい壁新聞を作成しました。「Let's learn about Minamisanriku! 南三陸について学ぼう!」というタイトルで、英字新聞をイメージしたデザインになっています。
みんな1年間の活動振り返りながら、一生懸命に壁新聞作りに取り組んでいました。
[画像][画像]
[画像]
11月
20日:海のお魚釣り調査
地元の海にどんな魚が暮らしているかを、子ども達自身の手で調査するため、釣りによる魚の採取と観察を行いました。
昨年は船釣りをする予定でしたが、当日波が高かったため、陸での釣りとなりました。今年は、念願の船釣りをすることができ、みんな喜んでいました。
最初は、エサをつけられない隊員もいましたが、だんだんに慣れて自分でつけられるようになり、みんな船釣りを楽しんでいました。
[画像][画像]
[画像][画像]
10月
22日:大盤平ハイキング
秋の山をゆったり散策しながら、南三陸の「森・川・里・海」のつながりを実感してきました。
初めて大盤平に登った隊員や、ハイキングをするのが初めてという隊員もいましたが、みんな元気にハイキングを楽しんでいました。登りながら、キノコや草花などを見つけては、スタッフたちに、いろいろ聞き教えてもらっていました。
[画像][画像]
[画像][画像]
9月
24日:スノーケリング海中観察
ラムサール条約湿地に登録された志津川湾で、実際に海藻の森や海草の草原など、貴重な藻場生態系に直に触れることで、身近にある自然環境の豊かさ、大切さを学びました。
 ほとんどの隊員は、今回初めてスノーケリングを体験する子達だったので、慣れないウェットスーツの脱着やスノーケルの扱い等で少々苦戦しているようでした。けれど、講師の先生方の教えに耳を傾けながら実践していく内に、段々と慣れていく様子も見受けられました。器材一式を身につけ、消波ブロックまで泳ぎ、初めて見る藻場やそこに住んでいる生きものを見つける度、水面から顔を上げて歓声を上げる姿が実に楽しそうでした。
[画像][画像]
8月
20日:八幡川の生きもの調査
志津川高校自然科学部のみなさんと合同で、八幡川に生息する生きものを採取・観察し、その結果を通じて、生きものの多様さと地域の自然環境の大切さを学びました。
今回の活動か

PCサイトでの公開場所:

行政情報 > ラムサール条約 > 南三陸少年少女自然調査隊