「販路回復」に向けて取り組む被災地の水産加工業者等の皆さんを復興水産加工業販路回復促進センターが支援する「令和5年度水産加工業等販路回復取組支援事業(2次公募開始)」についてお知らせします。
 <事業趣旨>
東日本大震災によって被災した水産加工施設の復旧は進んできた一方で、失われた販路の回復が課題となっています。
このため、「復興水産販路回復アドバイザー」による個別指導を踏まえて被災地の水産加工業者等が行う販路の回復・新規創出等の取組に必要な加工機器の整備、新商品開発、マーケティング調査等に必要な経費を支援します。
 
 
<助成対象経費等>
以下の(1)から(10)について、2/3以内で助成を行います。
 
(1)新商品開発等のために必要な加工機器の導入経費、資材費等
 (水産物の処理・加工機器、冷凍・冷蔵貯蔵機器、衛生管理機器、包装用機器等)
 
(2)販路の回復・新規創出のために必要な機器、資材等
 (冷凍・冷蔵機器、検査機器、鮮度保持容器、衛生管理機器、出荷用機器、出荷用資材、販売促進資材、放射能測定器等)
 
(3)労働力不足、経営改善に不可欠な省人化等のために必要な機器
 (自動選別機、包装用機器等)
 
(4)冷蔵庫保管経費及び倉庫等保管経費
 (水産物の冷蔵庫等の保管料、冷蔵庫等の入出庫料等)
 
(5)原料調達に必要な運送経費
 
(6)マーケティング調査経費
 
(7)コンサルティング経費
 (販路回復・新規創出等目的とした戦略策定、経営効率化等に係る経営コンサルティング経費)
 
(8)商談旅費、展示会出展経費等
 (販路回復・新規創出等のための商談等の旅費、展示会出展経費、販売促進資材運送費等)
 
(9)新商品開発支援経費
 (新商品開発に係るサンプル作成用原料経費、原料変更等に係る成分分析費等)
 
(10)その他水産庁長官が販路回復等の取組の実施に必要と認める経費
 
 
<応募手続き等>
1)公募期間
 令和5年4月28日(金曜日)から令和5年6月20日(火曜日)午後5時
 ただし、復興水産販路回復アドバイザーへの申込締切は、令和5年6月6日(火曜日)
 
2)応募方法
 ・応募要領に従い、所定の様式に必要事項を記入ください。
 ・詳しくは、復興水産加工業販路回復促進センターのホームページをご覧ください。
 
3)提出先並びに提出期限
 (1)提出期限:令和5年6月20日(火曜日)午後5時必着
 (2)提出先:復興水産加工業販路回復促進センター
    電話:03-3662-2040