友好町 − 山形県庄内町
南三陸町と庄内町との交流のきっかけ
平成5年6月、新聞に「あなたが体験~砂金堀り~清流の中で夢を見る」という山形県立川町を紹介する記事が掲載されました。
この記事が、小学生の国内交流先を探していた歌津町教育委員会の目にとまり、同年8月に立川町内で小学生の3泊4日の体験交流が行われました。
この体験交流事業をきっかけとして、両町は様々な分野で友好を深めていき、平成11年10月13日に歌津町町制施行40周年を記念して、友好町の盟約を締結しました。
その後も、小学生の相互交流事業や漁業体験事業など様々な分野での交流を展開し、友好を深めてきました。
これからの交流について
平成17年7月1日、立川町は余目町と2町合併して庄内町となりました。
また、平成17年10月1日、歌津町は志津川町と2町合併して南三陸町となりました。
南三陸町と庄内町は、合併後の「これから」の交流について協議をしてきましたが、合併前に培われていた友好の絆を新町に受け継ぎ、改めて友好町の盟約を締結した上で、新たな行政エリアで新しい交流展開を目指して行くこととしました。
そして、平成18年5月17日(水)、庄内町と南三陸町との間で友好町盟約を締結しました。
また、どちらかの町に大規模災害が発生し被災した場合、応急対策や復旧対策を応援する「災害時における相互応援協定」を併せて締結しました。
なお、「友好町盟約」及び「災害時における相互応援協定」の締結式は、南三陸町総合体育館「ベイサイドアリーナ」で行われた南三陸町開町記念式典に引き続いて行われたものです。
庄内町ってどんなところ?
庄内町は、米どころ庄内平野の南東部から中央にかけて位置しています。霊峰月山の頂を有し、月山を源とする清流立谷沢川と日本三大急流の一つ最上川に沿う、南北に長い地形です。
気候は、比較的温暖ですが、冬期間は南部(月山側)に近づくほど積雪量も多くなり、北西部(日本海側)よりの季節風が激しくなります。また、春から秋にかけては、最上川の渓谷からの東南東の強風は「清川ダシ」と呼ばれ、その風力を活かした風車(風力発電)が有名です。
人口は21,666人(平成27年国勢調査)で6,637世帯(平成27年国勢調査)の町です。面積は、249.17k㎡。
発電用の大型風車が町のシンボル的な施設です。ほかに、文化創造館(響ホール)、ウインドーム立川、カートソレイユ最上川などがあります。
特産物は、庄内金魚、庄内米、亀ノ尾(地酒)、スペシャルコシヒカリ、花(ストック・トルコギキョウ)、ブナの水音などです。