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とろばっしゃ
灯篭柱

灯篭柱

 新仏が出た家では、旧暦7月13日に灯籠柱(トロバッシャ、トロバシラ)を立てます。柱には若杉の梢を残して樹皮を剥ぎ、上部に葉ごと残した杉の枝を弓なりに飾り、葉を残した葛の蔓を三方に張って支えます(地域によっては杉の葉をはさんだ縄を用いることもあります。三方の内1本は、母屋の仏間に向かう柱に結びます)。この柱に灯籠を取り付け13日から盆の期間中火をともします。灯籠柱は、亡くなってから3年間は盆の時に飾るものとされています。

【2004.08.13 戸倉波伝谷にて撮影】

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