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つたこのしょうがつ
蔦この正月

蔦この正月

 五日町や荒砥では正月の晦日(1月31日)を「蔦の年越し」と呼び、蔦を採ってきて
神棚や入口の柱に飾りました。翌2月1日は「蔦この正月」、「三日正月」といい、蔦の飾りを3~5日間飾りました。この日は厄払いの日とされ、厄年にあたる者は「厄流し」や「年重ね」を行いました。「厄流し」とは、早朝に年の数の小さな餅と銭、オハネリ(洗米)を持って、人目を避けて辻に供える厄除けの儀式で、「年重ね」とは、特に男子の大厄(42歳)の者が縁者や友人を招いて宴を開くことで厄除けとするものです。

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