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としこしのみだまさま
年越しのみだまさま

年越しのみだまさま

 南三陸町志津川地域には、正月にミダマサマと呼ばれる供物を供える風習があります。箕に料紙を敷き、3個または6個のお供え餅を並べ、布海苔・大根(津の宮)、小豆餅・栗・串柿(干し柿)・榧の実(五日町)、納豆(入大船沢・中の町・林際)などを添え、お供えの数と同数の箸を添えます。「ミダマ」は「御魂」を意味し、年越しの夜に死者の霊を祭る風習の名残だと思われます。

【「志津川町誌」使用写真より】

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